
エンクローズアーク溶接(EA)
1.安全ミーティング

夜間作業の場合、現場立ち入り寸前に安全ミーティングを行います。
2.レール切断

継目板撤去後、既定の遊間となるようレール切断を行います。
3.芯出し(高低・通り)

突き合わせたレールが溶接後に真っ直ぐになるよう高低と通りを調整します。(写真は通りの調整)
4.予熱

急熱急冷による悪影響が出ないよう、溶接箇所を500℃になるまで加熱します。
5-1.溶接(底部)

専用冶具を取り付けレールの底部から溶接を行います。
5-2.溶接(腹部~頭部)

専用の冶具を取り付け、腹部を連続溶接で、頭部をパス盛溶接します。
6.仕上研磨

高低、通りともに規定値内の誤差に収まるようディスクグラインダーで研磨します。
7.各種検査

寸法測定検査、浸透探傷検査、超音波探傷検査を実施します。(写真は浸透探傷検査の浸透液塗布状況)
8.跡確認

作業終了後、機材や材料の置き忘れがないか、作業箇所および周囲に異常がないかを確認してから終了となります。