半自動エンクローズアーク溶接(SEA)
1.遊間確認
レールの間隔が規定通りか計測します。
2.芯出し(高低・通り)
突き合わせたレールが溶接後に真っ直ぐになるよう高低と通りを調整します。(写真は高低の調整)
3.余熱
急熱急冷による悪影響が出ないよう、溶接箇所を300℃になるまで加熱します。
4-1.溶接(底部)
レールの底部から溶接を行います。(シールドガスが逃げないようフードを被せています)
4-2.溶接(腹部~頭部)
専用の冶具を取り付け、腹部から頭部を溶接します。
4-3.溶接
溶接終了直後の溶接部です。
底部上面は、余盛が冶具取り付けの邪魔となるので先に削っています。
5.仕上研磨
高低、通りともに規定値内の誤差に収まるようディスクグラインダーで研磨します。
6.各種検査
踏面測定検査、浸透探傷検査、超音波探傷検査を実施します。(写真は超音波探傷検査)