本文へ移動

技術紹介

技術紹介
当社は一般的な鉄道用レールはもちろん、多種多様なレールを溶接できる技術力を保持しています。

レールの種類

レールの種類
※レールの種類は長さ1mあたりの重さで表記されます。
レールは鉄道だけでなく、各種クレーンや物流自動倉庫など様々なものに使われており、用途に合わせて多様なサイズ・形状があります。

当社は、一般的な鉄道用レールである50Nレール、60kgレールはもちろん、15kgの軽量レールから100kgの重量レール、路面鉄道用溝付きレールなど多種多様なレールに対応しています。

レール溶接工法

この他にもレール溶接工法はありますが、当社が通常施工可能なものをご紹介します。
夜間の保守工事ではどの工法を採用しても、実作業時間は準備から作業終了まで、おおむね3時間程度です。

ガス圧接(GP)

ガス圧接(GP)
平面に加工した2本のレール端面を突き合わせ、油圧で圧力を加えながら酸素-アセチレン炎により加熱し軟化させて圧着接合する工法です。

特長
  • レール母材と同等の強度を確保
  • 品質の安定性が高い

エンクローズアーク溶接(EA)

エンクローズアーク溶接(EA)
2本のレールを17~20mmの間隔で突き合わせ、レール形状に合わせた銅ブロックで囲み、被覆アーク溶接棒で層状に溶接を行う工法です。

特長
  • 敷設状態のレールを溶接可能
  • レールサイズ、施工環境に柔軟に対応可能
  • 溶接強度が高く脆性破壊が起こらない

半自動エンクローズアーク溶接(SEA)

半自動エンクローズアーク溶接(SEA)
2本のレールを約20mmの間隔で突き合わせ、レール形状に合わせた銅ブロックで囲み、炭酸ガスシールド環境で細径溶接ワイヤを用い層状に溶接を行う工法です。

 特長
  • 敷設状態のレールを溶接可能
  • EAと比較して施工時間を大幅に短縮(EA約60分→SEA約30分)
  • 溶接強度が高く脆性破壊が起こらない

テルミット溶接(TW)

テルミット溶接(TW)
2本のレールを約24~26mmの間隔で突き合わせ、酸化鉄とアルミ二ウム粉末間の化学反応で生じた溶鋼を、レールの隙間を囲った鋳型内に流し込み接合する工法です。

 特長
  • 敷設状態のレールを溶接可能
  • 資機材が比較的軽量で機動性に富む
  • 技術者の技量の影響が小さく、均一な品質が得られる
TOPへ戻る